このサイトについて

東電原発事故の事実を伝えるサイト

「Level7」という史上最大規模となった東京電力福島第一原子力発電所事故──。

チェルノブイリよりはるかに被ばく線量が低いとされているものの、放射性物質の放出量も、初期の外部被ばく線量も、内部被ばく線量も十分なデータがなく、事故から7年たった現在でも、体系的な土壌調査はなされていません。しかも、廃炉の見通しもたっていません。

その一方で政府は、年20ミリシーベルトという高い放射線量などを基準に次々に避難指示を解除し、まるで事故が終わったかのような対応をとっています。原子力緊急事態宣言が解除される目途もたっていない中、避難指示解除に伴って賠償金や支援施策が打ち切られる地域が増えています。さらには、2017年12月に「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」を公表し、被災者の「不安」を封じ込め、声をあげにくい施策を展開しています。

しかし、事故は終わっていません。不透明な初期被曝、その後の低線量被曝により、健康被害の懸念は今も払拭されていません。避難区域には多くの人が戻れず、不安定な生活が続いています。

検証サイト 「Level7」は、東京電力福島原発事故を過小評価するかのような論評や主張を検証し、原発事故の実態をできる限り事実に即して伝えるメディアです。誤った記事の検証を行うとともに、行政文書や統計データ、文献等、複数の物証の分析などを通して、既存のマスメディアでは報じられなくなった現状を報じ、封じこめられている被災者や関係者の声が可視化されることを目指します。

プロジェクトの期間は、原発事故から7年目となる2018年5月1日にスタートし、事故から10年目となる2021年3月まで。この3年間に、今、メディアから封印されている東電原発事故の実態を社会化することを目標にしています。

 


メンバー紹介

 

明石昇二郎 AKASHI SHOUJIRO
1987 年に青森県六ヶ所村の核燃料サイクル基地計画のルポでデビュー。『朝日ジャーナル』ほか複数の週刊誌や月刊誌などに様々なテーマで執筆。テレビでも活動し、1994 年、日本テレビ「ニッポン紛争地図」で民放連賞を受賞。著書に『刑事告発 東京電力―ルポ福島原発事故』(金曜日)ほか。

 

 

藍原寛子 AIHARA HIROKO 
医療ジャーナリスト。福島市出身。福島民友記者、マイアミ大学医学部移植外科、フィリピン大学哲学科客員研究員、国会議員公設秘書を経て、2011 年にフリー。「Japan Perspective News 株式会社」を設立。「神様からの宿題」(ポプラ社、共著)「とねりこ ふくしまで暮らす手帖」(のはら舎、共著)。

 

 

木野龍逸 KINO RYUICHI 
編集プロダクション勤務、オーストラリア在住日本人向けフリーペーパー編集部などを経てフリーに。自動車、環境、エネルギーなどをテーマに取材。福島原子力発電所事故後、東京電力記者会見に精力的に出席し、『検証福島原発事故・記者会見 : 東電・政府は何を隠したのか』(岩波書店)等を出版。

 

 

白石草 SHIRAISHI HAJIME 
テレビ局勤務を経て、2001年に OurPlanet-TV 設立。04 年に法人化し代表理事。311 後、原発事故や被曝問題等を取材し、放送ウーマン賞、日本ジャーナリスト会議賞、「東電テレビ会議〜49時間の記録」で科学ジャーナリスト大賞等を受賞。『チェルノブイリ28年目の子どもたち』(岩波書店)他。

 

 

添田孝史 SOEDA TAKASHI 
1990 年朝日新聞社入社。大津支局、学研都市支局を経て、大阪本社科学部、東京本社科学部等で科学・医療分野を担当。原発と地震等の取材を続ける。2011年 5 月に退社しフリーに。国会事故調査委員会で協力調査員として津波分野の調査を担当。『原発と大津波 警告を葬った人々』(岩波新書)他。

 

 

吉田千亜 YOSHIDA CHIA 
出版社勤務を経てフリーへ。東日本大震災後、放射能汚染と向き合う人々の取材を続け、原発事故に関する情報誌『ママレボ』、『こどけん通信』、埼玉県に避難している人たちへの情報誌『福玉便り』などの編集・執筆。日隅一雄情報流通促進基金賞を受賞(ママレボ)。『ルポ母子避難』(岩波書店)他。

 

 

(C)TEPCO
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