データベース

「Level7onlineデータベース」をリニューアルしました

平素お世話になっている読者の皆様。

東京電力福島第一原発事故を検証するニュースサイト「Level7online」は、本日より、同原発事故に関する公文書を提供するサロン「Level7onlineデータベース」をリニューアルして公開しました。

新しいデータベースページは以下のアドレスになります。
【Level7onlineデータベース】
https://database.level7online.jp

データベースには、政府および都道府県や自治体、原子力関係機関等が作成した、原発事故に至る経緯や事故後の対応を記した公文書を中心に収録しています。

現在、旧データベースからの移行作業を行っています。
移行作業が完了するまでは、旧データベースも並行してご利用いただけます。完了後は旧データベースを閉鎖し、新しいページのみの運用とする予定です。作業の完了は、来春を予定しています。

また、新データベースの開設に併せて、旧データベースを無料公開に戻すことにします。
これまで有料会員にご登録頂きました方々にはたいへんご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
ご協力いただきまして誠にありがとうございました。

原発事故に関係する行政文書のデータベースは、道機関に所属している皆さんや、大学等の研究者、市民科学者、市民ジャーナリストの皆さんには、興味深い内容が含まれていると考えています。
大量の行政文書を子細に検討することは難しく、事故から9年半が経過しても未検討の部分が残っているのが現実です。
原発事故に関心のある方であれば、文書の内容から新たな事実を見つけることができるかもしれません。
ぜひご活用下さい。

なお、今回のデータベース作成にあたっては、認定NPO法人・高木仁三郎市民科学基金の助成金を活用しています。

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木野龍逸

編集プロダクション勤務、オーストラリア在住日本人向けフリーペーパー編集部などを経てフリーに。自動車、環境、エネルギーなどをテーマに取材。福島原子力発電所事故後、東京電力記者会見に精力的に出席し、『検証福島原発事故・記者会見 : 東電・政府は何を隠したのか』(岩波書店)等を出版。 https://www.flickr.com/photos/kinoryu/

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